11月13日(日)、高岡市長慶寺SRホーム体育館で、第33回高岡市パワーリフティング選手権大会及びベンチプレス選手権大会が開催されました。又、大会終了後には、講師としてベンチプレス83㎏級世界記録保持者の福島勇輝選手(静岡県:F.T.GYM)をお招きし、富山県体育協会後援による選手強化セミナーが開催されました。
大会の参加者は、女子1名、男子22名、オープン参加2名で合計25名、セミナー講師の福島勇輝選手もオープン参加されました。
パワーリフティング競技では、ノーギア120㎏超級の田村尚道選手(所属:MAT)が、初出場でスクワット、ベンチプレス、デッドリフト、トータルの全てで富山県新記録を樹立。又、ベンチプレス競技では、ノーギア74㎏級の守山哲郎選手(所属:MAT)が、175㎏を挙げ、自己の持つ県記録を塗り変えて新記録を樹立しています。
大会終了後に行われたセミナーでは、福島選手が競技中から参加者一人一人のフォームをチェックしており、そのクセや悪い部分を見抜き、的確で丁寧なアドバイスをおくりました。
足の降ろす位置、肩の位置、胸の上げ方、肩甲骨の寄せ方、腕と肘の曲げ具合、バーを下す位置等々、ベンチプレスを強くする適切なフォームの指導が中心となり、世界チャンピオンの効果的な指導によって、参加者はそれぞれに自分の克服すべき弱点と挑戦すべき課題を認識し、記録向上に向けて今後のトレーニングに生かす決意を新たにする大変に有意義なセミナーとなりました。
大会開会式
全てで県新記録樹立の田村選手!
福島選手によるセミナーの模様
参加者にアドバイスをおくる福島選手